立華は宇宙を表わす
手に取った枝を眺めていると 「どうしようかな~」と随分悩むのですが 私も除真の枝を落とし(切
って)ました でも、中野先生は感性が違いますね
作品には世界観(宇宙)が広がり そこには感動があります
池坊専応
※戦国時代の立花の名手
「立華大巻伝」
只小水(花器の中の水)尺樹(小枝)をもって江山数程の勝景を現し、暫時頃刻の間に
(わずかな時間で)、千変万化の佳興を催さば、恰も僊家(仙人)妙術といひぬべし
ただ花の美しさを表現するだけでなく、大自然の出生を表わす、という意図があるんですね